HB ホーム社文芸図書WEBサイト

HB[エイチ・ビー]は、集英社グループの出版社・ホーム社の文芸サイトです。2017年11月にウェブサイトを立ち上げ、2020年にnoteへ引っ越しました。小説やエッセイを中心に、毎日をより楽しく過ごすための、さまざまなコンテンツをお届けします。

連載 地曳いく子「日日是混乱2 ハッピーレイヤード大作戦!」

人気エッセイ「日日是混乱」がハッピーを求めて再始動! BBAの自由なファッション&日常を数センチ豊かにするヒントを、スタイリスト・地曳いく子が綴ります。[毎月1回月曜日更新]

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第1回 ハッピーを感じろ! ハッピー不感症からの脱出 地曳いく子「日日是混乱2 ハッピーレイヤード大作戦!」

人気エッセイ「日日是混乱」がハッピーを求めて再始動! BBAの自由なファッション&日常を数センチ豊かにするヒントを、スタイリスト・地曳いく子が綴ります。 [毎月1回月曜日更新] photo:地曳いく子/design:アルビレオ 小さな幸せを重ねていく「レイヤード作戦」始めます!皆さんこんにちは! 帰ってきました。地曳です。 長く続いた自粛せざるを得ない日々、冬眠に入ったクマのように生きてきました。しかし! 引きこもりで滅入ってばかりもいられない。 ちょっとでもいい、幸

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連載 ほしおさなえ【10年かけて本づくりについて考えてみた】

活版印刷や和紙など古い技術を題材にした小説を手掛ける作家・ほしおさなえが、独自の活動として10年間ツイッターに発表し続けてきた140字小説。これをなんとか和紙と活字で本にできないか? 自主制作本刊行に向けての模索をリアルタイムで綴る記録エッセイ。

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第6話 連載のはじまりと作品選び 後編|ほしおさなえ「10年かけて本づくりについて考えてみた」

活版印刷や和紙など古い技術を題材にした小説を手掛ける作家・ほしおさなえが、独自の活動として10年間ツイッターに発表し続けてきた140字小説。これをなんとか和紙と活字で本にできないか? 自主制作本刊行に向けての模索をリアルタイムで綴る記録エッセイ。 illustration/design 酒井草平(九ポ堂) *** 4 作品選びどうする?  わたしの方は、エッセイの執筆と並行して、本に掲載する140字小説を選ぶ仕事がありました。わたしの140字小説は、Twitter上には

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第5話 連載のはじまりと作品選び 前編|ほしおさなえ「10年かけて本づくりについて考えてみた」

活版印刷や和紙など古い技術を題材にした小説を手掛ける作家・ほしおさなえが、独自の活動として10年間ツイッターに発表し続けてきた140字小説。これをなんとか和紙と活字で本にできないか? 自主制作本刊行に向けての模索をリアルタイムで綴る記録エッセイ。 illustration/design 酒井草平(九ポ堂) *** 1 タイトルどうする?  今回は番外編で、この連載についてのお話です。  初回の打ち合わせを終え、制作メンバーの皆さんに見積もりをお願いしているあいだに、わ

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第4話 制作メンバー、そして本の形 後編|ほしおさなえ「10年かけて本づくりについて考えてみた」

活版印刷や和紙など古い技術を題材にした小説を手掛ける作家・ほしおさなえが、独自の活動として10年間ツイッターに発表し続けてきた140字小説。これをなんとか和紙と活字で本にできないか? 自主制作本刊行に向けての模索をリアルタイムで綴る記録エッセイ。 illustration/design 酒井草平(九ポ堂) *** 6 和紙屋さん登場!   ほどなく、皆さんから快諾のお返事をいただくことができました。  とりあえずほっとしたものの、「活版印刷と和紙で本を作る」ということ以

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第3話 制作メンバー、そして本の形 前編|ほしおさなえ「10年かけて本づくりについて考えてみた」

活版印刷や和紙など古い技術を題材にした小説を手掛ける作家・ほしおさなえが、独自の活動として10年間ツイッターに発表し続けてきた140字小説。これをなんとか和紙と活字で本にできないか? 自主制作本刊行に向けての模索をリアルタイムで綴る記録エッセイ。 illustration/design 酒井草平(九ポ堂) *** 1 雲をつかむような話   さて、前回のようないきさつで、和紙と活版印刷で140字小説の本を作る企画をスタートさせることになったわけですが、「本の形にする」と

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連載 宇野常寛「チーム・オルタナティブの冒険」

その夏、「僕」はある地方都市に暮らす高校生だった。愛すべき仲間たちとの変わり映えのない、退屈な、しかし心地よい閉じた楽園が、ある事件をきっかけにゆるやかに崩れていく。|毎月1回水曜日更新

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第5話 仮病とお見舞い 宇野常寛「チーム・オルタナティブの冒険」

その夏、「僕」はある地方都市に暮らす高校生だった。 愛すべき仲間たちとの変わり映えのない、退屈な、しかし心地よい閉じた楽園が、ある事件をきっかけにゆるやかに崩れていく。 「これは想像力の必要な仕事だ」──それは、世界を変える魔法の呪文。冒険のはじまりを告げる、狼煙のような言葉。 [毎月1回水曜日更新 はじめから読む] design : Akiya IKEDA  写真部にカバパンが現れて由紀子を連れてきて、その由紀子が友達の女子二人を連れてきてから2週間が経った。  由紀

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第4話 ヒデさんのオートバイ 宇野常寛「チーム・オルタナティブの冒険」

その夏、「僕」はある地方都市に暮らす高校生だった。 愛すべき仲間たちとの変わり映えのない、退屈な、しかし心地よい閉じた楽園が、ある事件をきっかけにゆるやかに崩れていく。 「これは想像力の必要な仕事だ」──それは、世界を変える魔法の呪文。冒険のはじまりを告げる、狼煙のような言葉。 [毎月1回水曜日更新 はじめから読む] design : Akiya IKEDA  カバパンが由紀子を連れてきたその日から写真部は──いや、僕たちのグループは──あの二人を中心に回り始めた。  ま

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第3話 由紀子とカバパン先生 宇野常寛「チーム・オルタナティブの冒険」

その夏、「僕」はある地方都市に暮らす高校生だった。 愛すべき仲間たちとの変わり映えのない、退屈な、しかし心地よい閉じた楽園が、ある事件をきっかけにゆるやかに崩れていく。 「これは想像力の必要な仕事だ」──それは、世界を変える魔法の呪文。冒険のはじまりを告げる、狼煙のような言葉。 [毎月1回水曜日更新 はじめから読む] design : Akiya IKEDA  カバパンこと樺山優児が僕たちの学校に着任したのは僕たちが2年生に進級した、つまり由紀子が転校してきたのと同じ4月

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第2話 独立愚連隊の来歴 宇野常寛「チーム・オルタナティブの冒険」

その夏、「僕」はある地方都市に暮らす高校生だった。 愛すべき仲間たちとの変わり映えのない、退屈な、しかし心地よい閉じた楽園が、ある事件をきっかけにゆるやかに崩れていく。 「これは想像力の必要な仕事だ」──それは、世界を変える魔法の呪文。冒険のはじまりを告げる、狼煙のような言葉。 [毎月1回水曜日更新 はじめから読む] design : Akiya IKEDA   由紀子のことを書く前に、もう少し僕「たち」について説明しておく必要があると思う。僕たちのグループは中学生の頃に

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連載 千早茜「こりずに わるい食べもの」

舞台は京都から東京へ。大好評の食エッセイシリーズ第3弾! illustration 北澤平祐

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ぬぐい菓子|千早茜「こりずに わるい食べもの」第21話

 東京の住処のまわりにはパン屋が多い。知り合いのパン好きが「そこはパンの聖地ですよ」と言うだけあって、どこのパンも美味しい。昭和っぽいお惣菜パンの店、ビストロのような外観のハード系パン屋、ベーグル専門店、スコーンやマフィンやトレイベイクといったイギリス焼きっぱなし系を扱うカフェ、天然酵母や国産小麦にこだわった自然派パン屋など、いろいろな店がある。近所での買い物や駅から帰る道すがら、焼きたての芳ばしい香りがしてくるのでついつい買ってしまう。おかげで、冷凍庫が常にパンに満ちている

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香箱蟹とそぼろカレー|千早茜「こりずに わるい食べもの」第18話

   去年の冬の始めのことだ。東京でも香箱蟹を食べられるところがあるよ、と誘われて、炭火焼と日本酒の美味しい和食屋へ行った。  このところ、まん防とまん防の間を縫うようにしてしか、外でゆっくり酒が飲めない。制限がないときの外食の解放感が凄い。頭蓋骨がゆるみそうになる。「ぬおお、幸せ……」と震えながら、好物の銀杏揚げと百合根の素揚げ塩昆布和えの両方を頼み、カウンターでうっとり日本酒に酔っていた。  あれこれ造りや炭火焼も食べ、いよいよ予約していた香箱蟹がやってきた。北海道で暮

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夜の江戸ピクニック|千早茜「こりずに わるい食べもの」第19話

「せっかく東京に来たのですから、東京らしいものを食べにいきましょう」と担当T嬢が言った。二度目である。  やれ忘年会だ、やれ打ち合わせだ、と会うたびに食事をしていたが、ついつい自分たちの好きな店ばかりを選んでしまう。前回「東京らしいもの」と悩んだ結果、なぜかロシア料理に行ってしまい、大変美味しかったものの、なにか違う……とうっすら思っていた。T嬢もそれを感じたのだろう。 「もっとベタな東京感を」ということなので「鰻」と即答したが、ことあるごとに「鰻」「鰻」と言っているせいか

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夢の食事|千早茜「こりずに わるい食べもの」第17話

 私はものすごく静かに眠るらしい。寝返りもほとんど打たず、呼吸もしているかしていないかわからないくらいひっそりと眠るので、床を共にした人に「死んでいるんじゃないかと思った」と怯えられる。友人と旅行をしても同室に泊まると心配をかけてしまうので、人より先に眠らないようにしているくらいだ。  そんな私が先日、眠っているときに「ゔ―!!」と唸り声をあげたらしく、恋人が仰天して目を覚ました。急な体調不良かと思い「どうしたの⁉︎」と声をかけると、私はひどく不服そうな顔で「鰻が食べられな

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連載 賽助「続 ところにより、ぼっち。」

大好評のHB連載「ところにより、ぼっち。」が帰ってきた! ゲーム実況グループ「三人称」の一員としても活躍する作家・賽助が、ぼっちな日々を綴ります。[毎月第2・4火曜日更新]

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第16話 オンライン|賽助「続 ところにより、ぼっち。」

大好評のHB連載「ところにより、ぼっち。」が帰ってきた! ゲーム実況グループ「三人称」の一員としても活躍する作家・賽助が、ぼっちな日々を綴ります。 (※第1話と最新話は無料公開) illustration 山本さほ ***  今から16年ほど前、僕はとあるギルドのリーダーとして活動していました。  もちろんこれはオンラインゲーム上での話です。  16年ほど前は『MMORPG(※マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲームの略。正式に言える人はほ

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第15話 推し|賽助「続 ところにより、ぼっち。」

大好評のHB連載「ところにより、ぼっち。」が帰ってきた! ゲーム実況グループ「三人称」の一員としても活躍する作家・賽助が、ぼっちな日々を綴ります。 (※第1話と最新話は無料公開) illustration 山本さほ *** 『推し』というものがない人生でした。    例えば音楽。子供の頃から様々な楽曲に触れていましたが、曲はよいと思ってもアーティスト本人には興味が向かなかったり、よいと思った曲だけ買ったり、バンドの曲は全て買うけれど、メンバーの名前は言えないし、ライブには

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第14話 兄とのルール|賽助「続 ところにより、ぼっち。」

大好評のHB連載「ところにより、ぼっち。」が帰ってきた! ゲーム実況グループ「三人称」の一員としても活躍する作家・賽助が、ぼっちな日々を綴ります。 (※第1話と最新話は無料公開) illustration 山本さほ ***  僕には4つ年の離れた兄がいます。   兄弟仲は悪いわけではなく、むしろ良好であったと思うのですが、思春期にさしかかると子供部屋の真ん中に二段ベッドを移動させて分割し、それぞれの部屋に見立てて生活をしていました。  また、これも思春期を迎えた兄弟特

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第13話 陶芸体験|賽助「続 ところにより、ぼっち。」

大好評のHB連載「ところにより、ぼっち。」が帰ってきた! ゲーム実況グループ「三人称」の一員としても活躍する作家・賽助が、ぼっちな日々を綴ります。 (※第1話と最新話は無料公開) illustration 山本さほ ***  陶芸教室の体験コースに行ってきました。   こうしてエッセイを書かせてもらっているおかげで「一人でできる活動は何だろう?」と考える時間が増えました。そして、そんなことを考えながら街中を歩いていると、いたるところに「〇〇教室」という看板が掲げられてい

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