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思い出だけが残り、ものはないのが楽でいい|吉行和子『そしていま、一人になった』(4)【最終回】
女優・吉行和子さんのエッセイ集『そしていま、一人になった』(2019年)から、これまでお仕事の話題を通じて、凛とした生き方の魅力をご紹介してきました。最終回は、潔い考えが印象的な、ものとの付き合いかたのお話。もしかしたら、ものや過去に執着しないことは、長く活躍し続ける秘訣なのかもしれません。
妹の芥川賞作家・吉行理恵さん、母のあぐりさんの遺品整理についても語られ、人生に思いを馳せさせる一節です。
新鮮な驚きの連続。山田洋次監督との出会い|吉行和子『そしていま、一人になった』(3)
女優・吉行和子さんのエッセイ『そしていま、一人になった』(2019年)から、その足跡を振り返る第3回。今回は何度目かの大きな転機になったという、山田洋次監督との初仕事のエピソードをご紹介します。
「男はつらいよ」「学校」シリーズなどで知られる名匠・山田洋次監督は吉行さんの4歳年長です。長く映画の世界で活躍を続けてきたお二人ですが、一つの作品に取り組むことになったのは、21世紀に入ってしばらく経っ
新劇俳優からの旅立ち。何もかも違う世界が、女優魂に火をつけた|吉行和子『そしていま、一人になった』(2)
吉行和子さんのエッセイ集『そしていま、一人になった』から、その人生の足跡を辿る第2回。劇団民藝に所属し、順調にキャリアを積んでいた吉行さんでしたが、折しも時代は1960年代末。唐十郎さんが旗揚げした「状況劇場」をはじめ、新劇の舞台とはまったく異なる表現が注目を集めるようになり、演劇界に新しい波が押し寄せていました。
これまでの環境を飛び出した、吉行さんの目の前に広がる世界とは……。
吉行和子
『
斧屋『パフェが一番エラい。』オールカラーで10月7日(木)配信開始 #電子書籍
8月26日に発売された『パフェが一番エラい。』が電子書籍になりました。年間365本以上パフェを食す、日本唯一のパフェ評論家・斧屋さんの愛とこだわりが詰め込まれた「パフェ指南書」。朝日新聞の読書欄で紹介されたり、斧屋さんが複数のラジオ番組に出演されるなど、メディアでも注目を集めています。
満載の写真が、電子版ではオールカラーになりました。
単行本が刊行されたときの紹介ページはこちら。
刊行を記念