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〈記憶の保管庫〉としての日記 沼野恭子──クルコフ『侵略日記』解説全文公開
10月26日、ウクライナの作家アンドレイ・クルコフさんのノンフィクション『侵略日記』の日本語版(福間恵訳)が発売されました。巻末には、20年前にクルコフ作品を日本に紹介した、ロシア文学者の沼野恭子さんによる解説が収められています。作家自身のことが、本書の位置づけや意義が、非常にわかりやすく説かれた、またとないテキストです。
▼『ペンギンの憂鬱』の著者による戦時下のウクライナの記録。アンドレイ・ク
第18回 服選びも世の中のシステムも「例年通り」は通じない! 地曳いく子「日日是混乱2 ハッピーレイヤード大作戦!」
混乱の日々の中でも、小さなハッピーをミルフィーユのように積み重ねていきたい。BBAの自由なファッション&日常を数センチ豊かにするヒントを、スタイリスト・地曳いく子が綴ります。
[毎月1回月曜日更新 はじめから読む]
photo:地曳いく子/design:アルビレオ
寒暖差に気をつけて、「自分の体感温度」で服を選ぼう呆れるほど長かった暑い日々もやっと終わり、気持ちの良い気候になりました。月島佃も
誰もが戦争の暴力から家族を守るために逃げようとしていた。戦時下のウクライナの記録。アンドレイ・クルコフ『侵略日記』冒頭公開
小説『ペンギンの憂鬱』『灰色のミツバチ("Gray Bees")』の著者で、2014年のマイダン革命を『ウクライナ日記』に書き記したアンドレイ・クルコフが、2022年2月に始まったロシアとウクライナの戦争について、国内避難生活のさなかに書いたノンフィクション『侵略日記』の日本語版が発売されました。同年 7 月までの戦時下のウクライナの日々が、作家の観察眼で生々しく綴られた貴重なドキュメントです。