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【試し読み】橋本治『人工島戦記──あるいは、ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのこども百科』第一章全文公開
来る9月24日(金)、橋本治さんが生涯をかけて挑んだ小説『人工島戦記──あるいは、ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのこども百科』が刊行されます。架空の地方都市を舞台に、戦後から平成に到るこの国の普通の人々の意識を描いた未完の大長編です。本書の刊行を記念し、第一章「なに考えてんだ?」を全文公開します。
『人工島戦記』あらすじ
千州最大の都会である比良野市では、志附子湾を埋め立てて「人工島」を作る
構想30年!! 空前絶後・前代未聞の全体小説、3000枚超の遺稿と共に遂に刊行! 橋本治『人工島戦記──あるいは、ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのこども百科』9月24日(金)発売
本作品について本作品は集英社の「小説すばる」1993年10月号から1994年3月号まで「人工島戦記」として連載された約500枚の原稿に、その後十数年にわたって著者による大幅な加筆、修正が加えられたものです。
2019年1月29日に橋本治さんが逝去されたことで、残念ながら本作は未完となりましたが、ご遺族の了解を戴き刊行の運びとなりました。
尚、「小説すばる」連載時に副題はありませんでしたが、今回