HB ホーム社文芸図書WEBサイト

HB[エイチ・ビー]は、集英社グループの出版社・ホーム社の文芸サイトです。2017年11月にウェブサイトを立ち上げ、2020年にnoteへ引っ越しました。小説やエッセイを中心に、毎日をより楽しく過ごすための、さまざまなコンテンツをお届けします。

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    どうかしてました

    豊崎 由美
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    ユニコーンレターストーリー

    北澤 平祐
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    なぜスナフキンは旅をし、ミイは他人を気にせず、ムーミン一家は水辺を好むのか

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  • ナカムラクニオ「こじらせ美術館」

    実らぬ愛や恋、ややこしい家族や友人……。画家の人間関係を知ると、美術鑑賞は100倍楽しめる! ルネサンスから現代まで、ムンク、フェルメール、ピカソ、クリムト、ミュシャ、バスキアなど大規模な展覧会がひかえる画家たちの作品と人生をわかりやすく解説。イラストたっぷりの楽しい美術コラムです。

  • 蟹めんま「出戻りて、奈良。~中年娘のシカ県民やり直し日記~」

    修学旅行では行けない奈良、あります――。16年ぶりに地元で暮らすことになったアラフォー漫画家が、ゆかいな奈良の素顔をお届け! 連載コミックエッセイ。 [毎月第2・第4金曜更新]

  • やまもとりえ「夜のねこでよければ」

    ここは、いつも優しいねこママと、クールなバーテンダー林クンが迎えてくれる、九州のとあるバー。今夜も楽しく興味深い(?)よもやま話が繰り広げられます。毎月第2・4金曜日更新

  • Cat Books/猫本

    猫の本、猫が出てくる作品、猫にまつわる話、をまとめています。

  • 早川光「目で味わう二十四節気」

    器・料理・茶の湯に精通した早川光が収集した樂吉左衛門、尾形乾山、北大路魯山人などの歴史的名器に、茶懐石の最高峰「辻留」が旬の料理を盛り込む。 「料理を盛ってこそ完成する食の器」 二十四節気を色鮮やかに映し出した“至高の一皿”が織りなす唯一無二の世界を、写真とともに早川光の文章で読み解くフォトエッセイ! [二十四節気ごとに更新]

記事一覧

津原泰水「飼育とその技能」第2回 とうかさん(2)

平山夢明「Yellow Trash」第4回 あんたは醜いけれどあたしには綺麗(4)

吉田豪×玉袋筋太郎「“あの頃”を語ろう」──『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り1995-2004』刊行記念対談

世界が注目する気鋭の映画作家による瞑想体験記。想田和弘『なぜ僕は瞑想するのか─ヴィパッサナー瞑想体験記─』4月26日(月)発売

津原泰水「飼育とその技能」第1回 とうかさん(1)

平山夢明「Yellow Trash」第3回 あんたは醜いけれどあたしには綺麗(3)

津原泰水「飼育とその技能」第2回 とうかさん(2)

祖母や母からサンカ(広島を中心に分布していた無国籍人)の「ジリョウジ」の血を受け継ぐ大学生、界暈(さかい・かさ)は、ある事件をきっかけに「ジリョウジの力」に目覚めていた。やがてその力が、かつて広島であった恐ろしい出来事に自らを引き寄せてしまうとも知らずに。 Kirie:Shinobu Ohashi 前の話へ / 連載TOPへ / 次の話へ  スイートルームの片隅に毛利が持ち込んだ照明機材がかためて置いてあった。そして誰も居なかった。 「誰も居(お)らん」と見えているま

平山夢明「Yellow Trash」第4回 あんたは醜いけれどあたしには綺麗(4)

平山夢明『Yellow Trash』シリーズ、完全リニューアルして再始動‼ 毎週金曜日掲載! illustration Rockin'Jelly Bean 前の話へ / 連載TOPへ / 次の話へ d  セラノは、餓鬼の頃、映画館で見た南米の金持ちが住んでいるような豪邸におれを運んだ。莫迦高い天井の玄関は、しょぼいダンスパーティぐらいは軽くできそうな広さで、セラノは迎えに出た燕尾服(えんびふく)のとっつぁんに頷くと、どこかに行ってしまった。おれはとっつぁんの背後に控えて

吉田豪×玉袋筋太郎「“あの頃”を語ろう」──『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り1995-2004』刊行記念対談

美人カメラマンと吉田豪の意外な接点玉袋 今日は『書評の星座 紙プロ編』はもちろん、いろんな話をしていこうと思うんだけど。豪ちゃん、最近どう? 吉田 ボクの周りが、皆さん燃えたりとか大変なんですよ。 玉袋 みんな燃えてるんだよなー。ネットで炎上しちゃってね。 吉田 玉さんも相方(水道橋博士)が炎上してましたもんね。 玉袋 また、あの人もよく炎上するんだよ(笑)。豪ちゃんはこの本では燃えなかったの? 吉田 燃えかねない内容ではあるんですけど、立ち読みとかで簡単には読めな

世界が注目する気鋭の映画作家による瞑想体験記。想田和弘『なぜ僕は瞑想するのか─ヴィパッサナー瞑想体験記─』4月26日(月)発売

この本についてスマホもパソコンも財布も預け、外の世界との関係を完全に断ち切った上で毎日10時間以上、ひたすら座って修行した10日間の記録。  2600年前ブッダが実践したという瞑想修行のコースに参加した映画作家、想田和弘によるルポルタージュ。娑婆を離れてひたすら座って修行する中で、著者は驚くべき貴重な体験をし、考え方と生き方を大きく変えられてしまう。「週刊金曜日」の好評連載、待望の書籍化! 本書より紹介されました2022/5/21 朝日新聞:(つんどく本を開く)できる大人

津原泰水「飼育とその技能」第1回 とうかさん(1)

祖母や母からサンカ(広島を中心に分布していた無国籍人)の「ジリョウジ」の血を受け継ぐ大学生、界暈(さかい・かさ)は、ある事件をきっかけに「ジリョウジの力」に目覚めていた。やがてその力が、かつて広島であった恐ろしい出来事に自らを引き寄せてしまうとも知らずに。 Kirie:Shinobu Ohashi  本通(ほんどおり)はごった返していた、朝顔、牡丹、向日葵、菖蒲(あやめ)、百合に麻の葉に紫陽花ばかりか、梅や桜や椿までもが狂い咲いて。 「お祭ですか」絵になるまとめ髪でも探し

平山夢明「Yellow Trash」第3回 あんたは醜いけれどあたしには綺麗(3)

平山夢明『Yellow Trash』シリーズ、完全リニューアルして再始動‼ 毎週金曜日掲載! illustration Rockin'Jelly Bean 前の話へ / 連載TOPへ / 次の話へ c  訊いたら爺さんは〈街〉と云っていたが、実際は舗装も曖昧(あいまい)な凸凹が朦朧(もうろう)と三筋ほど縦横に交差している薄ら寒い所(ゾーン)だった。中央では起きてるのか寝てるのかわからない赤と青の明滅を信号は繰り返し、営業中の気配があるのは『がらくた』という雑貨屋と『まる