この本について
スマホもパソコンも財布も預け、外の世界との関係を完全に断ち切った上で毎日10時間以上、ひたすら座って修行した10日間の記録。
2600年前ブッダが実践したという瞑想修行のコースに参加した映画作家、想田和弘によるルポルタージュ。娑婆を離れてひたすら座って修行する中で、著者は驚くべき貴重な体験をし、考え方と生き方を大きく変えられてしまう。「週刊金曜日」の好評連載、待望の書籍化!
本書より
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想田和弘『なぜ僕は瞑想するのか ─ヴィパッサナー瞑想体験記─』
2021年4月26日(月)発売
体裁:新書判ハードカバー/128ページ
定価:1,870円(税込)
発行:ホーム社/発売:集英社
ISBN:978-4-8342-5347-4
装幀:川名潤
[電子書籍は5月配信予定]
著者プロフィール
想田和弘(そうだ・かずひろ)
映画作家。1970年栃木県足利市生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒。米国スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。日米を往復しながら、台本やナレーション、BGM等を排した「観察映画」というドキュメンタリーの方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』『選挙2』『精神』『Peace』『演劇1』『演劇2』『牡蠣工場』『港町』『ザ・ビッグハウス』『精神0』等。国際映画祭での受賞多数。著書に『精神病とモザイク』(中央法規出版)、『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(講談社)、『カメラを持て、町へ出よう』(集英社インターナショナル)等がある。