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実らぬ愛や恋、ややこしい家族や友人……。画家の人間関係を知ると、美術鑑賞は100倍楽しめる! ルネサンスから現代まで、ムンク、フェルメール、ピカソ、クリムト、ミュシャ、バスキアなど大規模な展覧会がひかえる画家たちの作品と人生をわかりやすく解説。イラストたっぷりの楽しい美術コラムです。
修学旅行では行けない奈良、あります――。16年ぶりに地元で暮らすことになったアラフォー漫画家が、ゆかいな奈良の素顔をお届け! 連載コミックエッセイ。 [毎月第2・第4金曜更新]
ここは、いつも優しいねこママと、クールなバーテンダー林クンが迎えてくれる、九州のとあるバー。今夜も楽しく興味深い(?)よもやま話が繰り広げられます。毎月第2・4金曜日更新
猫の本、猫が出てくる作品、猫にまつわる話、をまとめています。
器・料理・茶の湯に精通した早川光が収集した樂吉左衛門、尾形乾山、北大路魯山人などの歴史的名器に、茶懐石の最高峰「辻留」が旬の料理を盛り込む。 「料理を盛ってこそ完成する食の器」 二十四節気を色鮮やかに映し出した“至高の一皿”が織りなす唯一無二の世界を、写真とともに早川光の文章で読み解くフォトエッセイ! [二十四節気ごとに更新]
2月26日(水)に刊行した吉田豪『書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り 2005-2019』が、大反響につき発売即重版が決定! このたび2刷ができました。 ベストセラーから超マニア本まで格闘技本165冊を取り上げ、その書評によって格闘技界の過去15年が浮かび上がる本書。 488ページという厚みながら、吉田さんの歯に衣着せぬ絶妙な突っ込み、選手たちの名言・迷言に、格闘技ファンはもちろん、詳しくない人にもこの機会にぜひおすすめしたい一冊です。 2月28日(金)に無観客で行わ
エッセイ『猫がいなけりゃ息もできない』や、NHKのドキュメンタリー番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」が放送されたのをきっかけに、多くの人に知られ、愛されるようになった、作家・村山由佳さんの愛猫〈もみじ〉。 彼女が17歳で今生を旅立ってから2度目の3月、フォトエッセイ『もみじの言いぶん』の電子版の配信が始まりました。(※この記事の見出し画像は紙版のカバーです) 著者自ら撮影した愛あふれる写真の数々に、村山さん=「かーちゃん」へのもみじの言いぶん(なぜか関西弁)を添えた本書
2003年の刊行から17年、ロングセラーとして愛され続ける『はじめてのタロット』の21刷ができました。 西洋占星術、タロット占いの第一人者・鏡リュウジさんによるわかりやすくて深い解説本と、国際的にも高い評価を受ける絵本作家・荒井良二さんの独創的でかわいい絵柄のカード22枚がセットになった本書は、タロット占い入門の定番として、また占い愛好家のお気に入りとして、大人から子どもまで楽しめる一冊です。 著者の鏡リュウジさんが、Twitterで、今回の重版についてコメントされてい
illustration Shogo Sekine ※本連載が書籍化しました。 金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』2020年4月23日発売 帰国して良かったと思うことは、夜遅くまで一人で飲めること、二十四時間営業のファミレスで深夜に仕事ができること、映画を観に行った後フランス語力の低さのせいで大切なポイントを理解できずもやもやしたままネットでネタバレを探す必要がないこと、玉ねぎが腐っていないこと。 「日本に帰国して地味に嬉しいこと」「帰国して以来腐った玉ねぎに当たっ
illustration Shogo Sekine ※本連載が書籍化しました。 金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』2020年4月23日発売 目覚めた瞬間スマホを確認するようになって、もう何年になるだろう。LINEとスナップチャット、メールを確認すると、Pokémon GOを開いてポケモンを捕まえ、最後にツイッターを開きいくらかスクロールしてから、またゴロゴロする。それが私のほぼ毎日の日課だ。二度寝をしようかどうか迷いながらツイッターをスクロールしている途中、セクハラ
illustration Shogo Sekine ※本連載が書籍化しました。 金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』2020年4月23日発売 何度目かの正直で最後の最後の送別会を友人に開いてもらって二時に帰宅し、荷造り掃除をできるところまでやり一時間仮眠をとって早朝友人宅に子供たちを預け、五つのスーツケースを二往復してホテルに運び込み、二日酔いか胃腸炎かとにかく二度ゲロを吐き、ぐったりしたまま二時間に及ぶエタドリウ(不動産屋立会いの退去確認)を終え、スーツケースに入