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作家のインタビュー、対談、書店トークイベントなどをお届けします。著者の新刊の話を中心に、テーマやゲストは多岐にわたります。
修学旅行では行けない奈良、あります――。16年ぶりに地元で暮らすことになったアラフォー漫画家が、ゆかいな奈良の素顔をお届け! 連載コミックエッセイ。 [毎月第2・第4金曜更新]
東京には一人で食事のできる場所が多くある。ラーメンやさまざまな外食を楽しみながら、更なる充足に向けて探求する著者の日々を綴った小説的エッセイ。[毎月水曜日更新]design:Kawana Jun
大人気連載、3期目に突入! ゲーム実況グループ・三人称の「鉄塔」こと作家の賽助が、ぼっちな日々を綴ります。
猫の本、猫が出てくる作品、猫にまつわる話、をまとめています。
2月26日(水)に刊行した吉田豪『書評の星座 吉田豪の格闘技本メッタ斬り 2005-2019』が、大反響につき発売即重版が決定! このたび2刷ができました。 ベストセラーから超マニア本まで格闘技本165冊を取り上げ、その書評によって格闘技界の過去15年が浮かび上がる本書。 488ページという厚みながら、吉田さんの歯に衣着せぬ絶妙な突っ込み、選手たちの名言・迷言に、格闘技ファンはもちろん、詳しくない人にもこの機会にぜひおすすめしたい一冊です。 2月28日(金)に無観客で行わ
エッセイ『猫がいなけりゃ息もできない』や、NHKのドキュメンタリー番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」が放送されたのをきっかけに、多くの人に知られ、愛されるようになった、作家・村山由佳さんの愛猫〈もみじ〉。 彼女が17歳で今生を旅立ってから2度目の3月、フォトエッセイ『もみじの言いぶん』の電子版の配信が始まりました。(※この記事の見出し画像は紙版のカバーです) 著者自ら撮影した愛あふれる写真の数々に、村山さん=「かーちゃん」へのもみじの言いぶん(なぜか関西弁)を添えた本書
2003年の刊行から17年、ロングセラーとして愛され続ける『はじめてのタロット』の21刷ができました。 西洋占星術、タロット占いの第一人者・鏡リュウジさんによるわかりやすくて深い解説本と、国際的にも高い評価を受ける絵本作家・荒井良二さんの独創的でかわいい絵柄のカード22枚がセットになった本書は、タロット占い入門の定番として、また占い愛好家のお気に入りとして、大人から子どもまで楽しめる一冊です。 著者の鏡リュウジさんが、Twitterで、今回の重版についてコメントされてい
illustration Shogo Sekine ※本連載が書籍化しました。 金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』2020年4月23日発売 帰国して良かったと思うことは、夜遅くまで一人で飲めること、二十四時間営業のファミレスで深夜に仕事ができること、映画を観に行った後フランス語力の低さのせいで大切なポイントを理解できずもやもやしたままネットでネタバレを探す必要がないこと、玉ねぎが腐っていないこと。 「日本に帰国して地味に嬉しいこと」「帰国して以来腐った玉ねぎに当たっ
illustration Shogo Sekine ※本連載が書籍化しました。 金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』2020年4月23日発売 目覚めた瞬間スマホを確認するようになって、もう何年になるだろう。LINEとスナップチャット、メールを確認すると、Pokémon GOを開いてポケモンを捕まえ、最後にツイッターを開きいくらかスクロールしてから、またゴロゴロする。それが私のほぼ毎日の日課だ。二度寝をしようかどうか迷いながらツイッターをスクロールしている途中、セクハラ
illustration Shogo Sekine ※本連載が書籍化しました。 金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』2020年4月23日発売 何度目かの正直で最後の最後の送別会を友人に開いてもらって二時に帰宅し、荷造り掃除をできるところまでやり一時間仮眠をとって早朝友人宅に子供たちを預け、五つのスーツケースを二往復してホテルに運び込み、二日酔いか胃腸炎かとにかく二度ゲロを吐き、ぐったりしたまま二時間に及ぶエタドリウ(不動産屋立会いの退去確認)を終え、スーツケースに入