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石田衣良「小説家・石田衣良を育てた50冊」
子供の頃から無類の本好きだった小説家・石田衣良。小説家になり、ついには直木賞作家へと駆け上がった彼がこれまで読んできた中で特に影響を受けた作品50冊を、人生の思い出とともに紹介する書評エッセイ。 [毎週金曜日更新]

No.22『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア/伊藤典夫訳 石田衣良「小説家・石田衣良を育てた50冊」
子供の頃から無類の本好きだった小説家・石田衣良。小説家になり、ついには直木賞作家へと駆け上がった彼がこれまで読んできた中で特に影響を受けた作品50冊を、人生の思い出とともに紹介する書評エッセイ。 [毎週金曜日更新] photo:大塚佳男 カート・ヴォネガットは、ぼくの学生時代、気の利いた本好きなら必ず読んでおかなければならない作家のひとりだった。爆笑問題の太田光が、自分たちの事務所の名前を長編第2作『タイタンの妖女』からとって、タイタンとつけたのは有名な話だ。そういうハ
連載 やまもとりえ「夜のねこでよければ」
ここは、いつも優しいねこママと、クールなバーテンダー林クンが迎えてくれる、九州のとあるバー。今夜も楽しく興味深い(?)よもやま話が繰り広げられます。毎月第2・4金曜日更新
鈴木涼美「ノー・アニマルズ」
取り壊しが決まっている老朽化マンション。そこで暮らす住人たちの小さな破綻と孤独を描く鈴木涼美初の連作短篇小説。204号室に暮らす28歳の芹は、コンセプトカフェに勤めながら恋人との同棲生活を送っている。あと2年で退去を迫られているなか、勤務先である店がなくなると知らされ……。[毎月金曜日更新]
連載 宇野常寛「チーム・オルタナティブの冒険」
その夏、「僕」はある地方都市に暮らす高校生だった。愛すべき仲間たちとの変わり映えのない、退屈な、しかし心地よい閉じた楽園が、ある事件をきっかけにゆるやかに崩れていく。|毎月1回水曜日更新