孤独と苦悩を綴った2年間の軌跡 金原ひとみ初のエッセイ集『パリの砂漠、東京の蜃気楼』4月23日発売
1歳と4歳の娘と始めたパリでの母子生活。近づく死の影から逃れるための突然の帰国。夫との断絶の中、フェスと仕事に追われる東京での混迷する日々……。
この本について小説『アタラクシア』(2019年刊)で第5回渡辺淳一文学賞を受賞した金原ひとみさん。弊社ウェブサイト「HB」連載時も人気を集めた初のエッセイ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』を刊行します。
街に溢れるハラスメントや罵倒、中傷。定期的な胃痛。ネットに溢れる罵詈雑言。夫に壁を感じつつも続いていく結婚生活。浮気され、不倫する友