連載 千早茜 しつこくわるい食べもの

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しつこくつきまとうもの|千早茜 第30話〈最終回〉

夜の飲食店街が暗くなった気がする。私が住む京都でも、仕事で訪れる東京でも。きっとコロナの…

赤い纏|千早茜 第29話

子供舌なのだと言う人に連れていってもらった居酒屋に「赤玉」というメニューがあった。訊くと…

ふたたび「わるたべ」|千早茜 第1話

偏屈爺と呼ばれても、己の道を突き進むほかないのだ――愛する「食」のためならば。各メディア…

闇カツ|千早茜 第2話

トンカツ屋に誘われると、非常に緊張する。  揚げ物は好きだ。誘う方もそれを知っている。笑…

苦い薬|千早茜 第3話

物心ついた頃から、嫌なことからは逃げればいいと思っていた。逃げられると信じていた。  だ…

台所の妖怪|千早茜 第4話

数年前、知人や友人がいっせいに炊飯器を捨てたことがあった。「断捨離」とかいう言葉が流行(…

またまた炊飯器|千早茜 第5話

今年の夏も暑かった。  連日、気温が体温を超え、盆地ゆえ風もない、蒸し風呂のような京都の…

胃腸の敵|千早茜 第6話

この世で最もストレスフルな場所は歯医者なんじゃないかと、歯医者へ行く道すがら毎度のように…

菓子争奪|千早茜 第7話

イラストレーターのU氏と食事をご一緒したときに好き嫌いの話になった。 「あまりないのだけ…

「ただいま食事中。」|千早茜 第8話

出張や旅行はふだん食べられないものに出会えるので楽しいけれど、四日目くらいから心の一部が…