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Cat Books/猫本

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猫の本、猫が出てくる作品、猫にまつわる話、をまとめています。
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#ぼくとねこのすれちがい日記

本と猫を愛する会社員のリアルな書店開業記|井上理津子/協力 安村正也 『夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books』(1)

ホーム社の既刊から、いま読んでいただきたい本をセレクトして紹介する「ホーム社の本棚から」。7月からは井上理津子/協力  安村正也『夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books』(2018年)を全5回でお送りします。 この夏開店4周年を迎える、三軒茶屋の「Cat’s Meow Books」は、会社員でもある安村正也さんが開いた猫本専門書店。本好きといっても関連業界の経験はなかった安村さんが、50歳を前になぜ書店を始めることになったのか。本書は、書店に精通しているノ

【電子書籍】北澤平祐『ぼくとねこのすれちがい日記』7月29日(木)配信開始

6月25日に発売された北澤平祐『ぼくとねこのすれちがい日記』が電子書籍になりました。人気イラストレーター北澤平祐さんが、愛猫との実話を元に綴った、カラーイラスト満載の絵日記ストーリーです。 紙の単行本が刊行されたときの紹介記事はこちら。また電子書籍版では、紙版とページ順の見せ方が異なり、「ぼく」と「ねこ」による交換日記のイメージが強まっています。 本書と7月19日発売の絵本『ゆらゆら』(講談社刊)の刊行を記念し、7月31日(土)に北澤平祐さんのオンライントークイベントが行

『ぼくとねこのすれちがい日記』ができるまでの話【後編】/北澤平祐インタビュー

 数々の書籍装画や絵本、洋菓子「フランセ」のパッケージ、「アフタヌーンティー」の雑貨シリーズなど、多方面でいま引っ張りだこのイラストレーター・北澤平祐さん。『ぼくとねこのすれちがい日記』刊行を記念して、前回に引き続き、作品の誕生秘話をうかがいました。  ブックデザインを手がけた名久井直子さんのコメント、カバーデザイン完成のプロセス、貴重なラフ画、本に仕込んだたくさんの「仕掛け」など、作品をより楽しめる裏話満載でお届けします。 ブックデザイナー・名久井直子さんが加わり、いよ

『ぼくとねこのすれちがい日記』ができるまでの話【前編】/北澤平祐インタビュー

 数々の書籍装画や絵本、洋菓子「フランセ」のパッケージ、「アフタヌーンティー」の雑貨シリーズなど、多方面でいま引っ張りだこのイラストレーター・北澤平祐さん。文芸サイトHBでの連載を経て2021年6月に発売となる『ぼくとねこのすれちがい日記』通称「ぼくねこ」は、自身初となる長編。駆け出しイラストレーターと保護猫の少し不思議な絵物語は、実話がベースになっています。この作品に、北澤さんは特別な思い入れがあるとか。  企画誕生のきっかけ、イラストと文章の創作プロセス、本に仕込んだた

人気イラストレーターが初めて絵と文章で表現する、新感覚の自伝的ストーリー。北澤平祐『ぼくとねこのすれちがい日記』6月25日(金)発売

この本について売れないイラスト稼業の「ぼく」は、東京の片隅で、妙におじいちゃん顔の子ねこを拾う。一方の「ねこ」は、なぜかよくカリフォルニアのビーチを思い出していて!? ぼくとねこは共に暮らし、成長し、家族が増え、そして......。ささやかな日常におきたドラマの数々が、「ぼく」「ねこ」それぞれの視点でつづられ、色鮮やかな絵日記でよみがえる。 洋菓子の「フランセ」、おしゃれ雑貨の「アフタヌーンティー・リビング」、フランスの香水「KENZO parfums」といった商品パッケー

北澤平祐 ぼくとねこのすれ違い交換日記 第3話「ねこを袋から出せ/Let the cat out of the bag」

本連載が書籍化します。 北澤平祐『ぼくとねこのすれちがい日記』2021年6月25日発売 【ぼく】6月17日  当初は温かく見守ってくれていた義母だったが、こかりのぐうたらぶりや、ぼくのイラストレーター業の閑古鳥の鳴きっぷりを目の当たりにして、最近その眼差し温度がすごい勢いで下がってきた。いずれ絶対零度の視線で氷漬けにされてしまう前に、ぼくらは重い腰を上げて8畳間の我が城に帰ることにした。  ホワンにとっては初のお引越しだ。ペット用キャリーバッグなんて買えないので、紙袋にタ

北澤平祐 ぼくとねこのすれ違い交換日記 第2話「好奇心はねこを殺す?/Curiosity killed a cat」

本連載が書籍化します。 北澤平祐『ぼくとねこのすれちがい日記』2021年6月25日発売 【ぼく】4月27日 春なのに暑すぎる。こんな時期からクーラーなんて贅沢はできないので、こかりの実家にまだいる。そろそろ帰らなくてはと思いながらも、仕事の依頼は皆無で良くも悪くも支障がない。のんびり屋のこかりは「大丈夫、気長に行こう」と言ってくれるが、このままじゃ「自称」イラストレーターだ。どうにかせねば。 はじめは、自分でおしっこすらできなかったホワンホワンも、無事育っている。最近はい

北澤平祐 ぼくとねこのすれ違い交換日記 第1話「誰がねこの首に鈴をつける?/Who will bell the cat?」

本連載が書籍化します。 北澤平祐『ぼくとねこのすれちがい日記』2021年6月25日発売 【ぼく】4月16日 こかりの実家の裏庭で子猫を拾った。 目を開けずに、ミーミーと弱々しく鳴いていたので近所の動物病院に連れていった。こかりが学生時代にバイトをしていたところ。 幸い目やにでくっついていただけのようで、薬品を染み込ませた綿棒でなぞっただけで、子猫のまぶたはぱちりと開いた。瞳は大きく、まんまるで、薄い色をしていた。 「よかった」こかりは、子猫と長いこと見つめ合った後、 「この