ダ・ヴィンチ、ローランサン、フジタ、モネ……恋愛こそ芸術の起爆剤だった!? 『こじらせ恋愛美術館』5月26日(金)発売!
愛すべき芸術家たちの自由で 不器用すぎる生き様に、
勇気と学びを得る「おとなの教科書」
この本について
読売新聞書評欄で宮部みゆき氏が激賞、産経新聞やプレジデントオンライン など多くのメディアで紹介された、話題の「こじらせ」美術シリーズ。第2弾のテーマは「恋愛」!著者は、自身も美術家として活動し、美術解説やアートイベントにもひっぱりだこのナカムラクニオ氏。芸術家への愛あふれる肖像画とキャッチコピーをはじめ、画家の代表作や、その人生を象徴する場面、カギとなるアイテムなどを豊富なイラストで表現し、視覚的要素満載でわかりやすく解説する。
こんな人におすすめ
美術館巡りをもっと楽しみたい
巨匠たちから人生のヒントを学びたい
画家について知りたいが、どんな本を手にとったらよいかわからない
楽しくわかりやすく教養を身につけたい
すべての芸術家
人生をこじらせぎみな芸術家たちは、意外な有名人と関係があることも⁉ アートだけでなく、ファッション、文学、映画などカルチャー全般に興味がある人も必見です。
彼らの芸術を豊かにした人間味あふれる恋愛とは⁉
目次より
《登場する画家たち》
●カミーユ・クローデル ロダンを創り、ロダンに破壊された悲劇の彫刻家
●レオナルド・ダ・ヴィンチ 美意識過剰な天才は巻き毛がお好き
●マリー・ローランサン パステルカラーの華麗なる恋の女王
●ジョージア・オキーフ 砂漠と結婚した女神
●アンリ・ド・トゥールズ=ロートレック フランス版「好色一代男」
●藤田嗣治 寝取られフジタの乳白色の人生
●ジャクソン・ポロック 酒とスピードと強すぎる三人の女
●クロード・モネ 奇妙な大家族を背負って
●ミケランジェロ・ブオナローティ 手先は器用、恋には不器用
●アルベルト・ジャコメッティ 妻の恋人は僕の恋人
《人物相関図や系譜など》
こじらせ恋愛診断
こじらせ恋愛美術界相関図
こじらせモテモテ画家の系譜
こじらせすぎ恋愛画家の系譜
こじらせ美術ブックガイド
本書より
モネが代表作「睡蓮」を描いたのは、大家族(愛人一家含む)を養うためだった!?
「光の画家」クロード・モネは、色彩豊かな風景を眺め、その画風と同じように穏やかな人生を過ごした――そんなイメージはないだろうか。しかし実は、貧困による自殺未遂、愛する妻の早すぎる死、 パトロンの夜逃げなど、壮絶な経験をしている。むしろ、その黒歴史や心に潜む深い影こそが、モネ の絵具の下地となってキャンバスの絵の具を光らせているのだ。そして、奇妙な大家族を養わなければいけないという、現実的な側面もあった。 (「クロード・モネ 奇妙な大家族を背負って」より)
紹介されました
2023/6/15 夕刊フジ:書評「ユニークな巨匠の素顔」
2023/7/11 プレジデントオンライン:「妻子に加えて愛人母子7人も養っていた…「光の画家」モネがものすごく多作だった知られざる理由」
2023/7/23 美術展ナビ:「ナカムラクニオ『こじらせ恋愛美術館』 芸術家の複雑にもつれた恋愛模様を掘り下げたアート読み物の快作」齋藤久嗣
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連載紹介
第1弾「こじらせ美術館」の試し読みと、ゼロから1冊の本が生まれるまでのプロセスをつづった日記が現在連載中。「こじらせ恋愛美術館」制作の舞台裏も⁉
シリーズ既刊
「こじらせ美術館」
画家たちのトラブルだらけの人生から芸術を読み解く「こじらせ」美術シリーズ第1弾。
著者プロフィール
ナカムラクニオ
1971 年東京都生まれ。東京・荻窪の「6 次元」主宰、美術家。日比谷高校在学中から絵画の発表を はじめ、17 歳で初個展。現代美術の作家として山形ビエンナーレ等に参加。金継ぎ作家としても活動している。著書 に『村上春樹語辞典』『古美術手帖』『モチーフで読み解く美術史入門』『洋画家の美術史』『こじらせ美術館』など。
Twitter:@6jigen
Instagram:@6jigen
6次元ウェブサイト:http://rokujigen.blogspot.com/