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夏休みの自由研究にもぴったり? ウンコについて考えるワークショップをブックハウスカフェで開催

7月30日、神保町のブックハウスカフェにて『ウン小話 世界一たのしくてまじめでちょっとクサい授業』刊行記念のイベントを開催しました。著者である湯澤規子さん・金井真紀さんが登壇する子ども向けワークショップです。学校が夏休みということもあり、オンラインの方も含め、10組20名の小学生親子にご参加いただきました。イベントの様子をレポートします。

会場となったブックハウスカフェの入り口。手指の消毒や検温、マスクの着用、会場内の換気、座席の間隔を空けるなど、十分な感染対策をとった上で行いました。

テーマは「ウンコを知る、おもしろがる、考える」

ウンコ柄のTシャツで登場したのは湯澤規子さん。法政大学人間環境学部の教授で、著書『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』が話題となり、最近ではすっかり「ウンコ先生」と呼ばれているそうです。『ウン小話』を手にしているのは、この本の登場人物やイメージキャラクターの「ウンコまる」を描いたイラストレーターの金井真紀さん。「ウンコまる」の名前の由来などを教えてくれました。

「このイベントではトイレに行きたい放題です!」

おふたりのこの言葉で、会場はすっかりリラックスムード。湯澤さんが沖縄で体験した星空のトイレや、金井さんが子ども時代に体験したピアノの先生宅でのトイレ事件など、おふたりが語る初めての「ウン小話」からイベントは穏やかに始まりました。

参加者の手元には「〇〇〇から作られたしおり」

入場の際、参加者にはお土産のしおりが配られました。ここで湯澤さんから衝撃の一言。

「このしおり、実は象のウンコから作られているんです」

エーッという声とともに、持っていたしおりの感触を確かめるように触れる子や、思わずしおりのにおいを嗅ぐ子も。

「象さんのウンコで紙を作ると、どんな良いことがある?」
「みんなは学校でウンコできる?」
「もじゃ大(作中に出てくる学校の先生)はどうしてめちゃくちゃで頭がもじゃもじゃなの?」
「どうして本の表紙にチーズが描いてあるの?」

先生から子どもたちへ、子どもたちから先生へ。オンライン参加者も含め、質問と答えのキャッチボールが続きます。まるで小学校の授業形式で進行する『ウン小話』の作中をのぞいているかのようでした。

自由に色をつけてみよう「ウンコぬり絵」

各テーブルに用意されていたのはウンコまるのイラストと吹き出しが描かれた白黒の紙。こちらはワークショップのメインとなるぬり絵に使用されます。

「ウンコまるは何と言っているのかな? どこにいるのかな? セリフや背景を自由に描いてみよう!」

湯澤さんと金井さんからの問いかけを受け、子どもたちは思い思いに描き始めました。

水を飲みすぎて水色になってしまったウンコ、たった今犬から出てきたばかりのホヤホヤのウンコ、ポリネシアの海にいるウンコ、「24時間前はごはんだったんだよ」と呟くウンコ、キャラクターとして旅をするウンコなど、どれも独創的なものばかり。絵が完成すると参加者同士や先生の前で発表をしました。

完成した「ウンコぬり絵」の数々をご覧ください(「>」ボタンでスライドが切り替わります)。

子どもたちものびのびとした様子で、中には最初は緊張していてもいざ描き始めると筆が乗り、作品を複数枚描きあげて先生にプレゼントをする子も。イベントのテーマ通り、みんなまじめに楽しくウンコと向き合うことができたようです。

その場でサイン会も

すべての工程が終わるとミニサイン会が開かれ、目の前で描かれるかわいいウンコまるのイラストに子どもたちも大満足の様子でした。

後日、参加者からは「すごく楽しかった」「お土産までもらえてびっくり」「個別のサインと絵まで描いてもらえて感激」「大人も充実した時間になった」「発表してコメントをもらったり絵を評価してもらえてうれしかった」など嬉しいお言葉をいただきました。

ご参加くださったみなさん、楽しいイベントにしてくださった著者の湯澤さん、金井さん、サポートをしてくださった学生のみなさん、全面的にご協力いただいたブックハウスカフェの皆さん、本当にありがとうございました!

***

まじめに楽しくウンコと向き合うきっかけをくれる『ウン小話 世界一たのしくてまじめでちょっとクサい授業』は全国の書店、オンライン書店で発売中です。

湯澤規子(ゆざわ・のりこ)
1974年大阪府生まれ。法政大学人間環境学部教授。専門は歴史地理学、農業史。博士(文学)。著書に『7袋のポテトチップス』『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』『食べものがたりのすすめ』『うんこでつながる世界とわたし』など。

金井真紀(かない・まき)
1974年千葉県生まれ。文筆家、イラストレーター。著書に『パリのすてきなおじさん』『世界のおすもうさん』(共著・和田静香)『戦争とバスタオル』(共著・安田浩一)など。挿絵担当に毎日小学生新聞の連載「日本語をつかまえろ!」、岩波ジュニアスタートブックスなど。
Twitter:@uzumakidou

イベントレポート【湯澤規子・金井真紀『ウン小話』ワークショップ】

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