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京都の偏屈な食いしん坊作家、初の東京ひとり暮らしに挑む 千早茜『こりずに わるい食べもの』11月25日(金)発売

果てなき欲望の海原を、食って食らって突き進め。
「体にいい」の呪縛を解く、異色の食エッセイ第3弾!

イベントのお知らせ

お申し込み方法などの詳細は各店のイベントページにてご確認ください。

  • 千早茜先生トークショー&サイン会(金沢)
    日時 2022年11月27日(日)14:00~ ※終了しました。
    場所 うつのみや金沢香林坊店
    URL https://www.utsunomiya.co.jp/news/14923/

  • 千早茜さんトーク&サイン会 対談ゲスト・北澤平祐さん(東京)
    日時 2022年12月17日(土)14:00~15:30(開場13:30) ※終了しました。
    場所 八重洲ブックセンター本店
    URL https://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/23273/


この本について

食にただならぬ情熱を燃やし、Twitterの美味しそうな食べもの投稿でも知られる作家・千早茜さんによる異色の食エッセイ・シリーズ『わるい食べもの』(通称「わるたべ」)。幅広い世代・性別から支持を受けるシリーズの第3弾は、これまでの京都から東京へと舞台を移し、さらに深みを増してお届けします。20年以上暮らした京都を離れ東京でひとり暮らしを はじめた著者は、変化し続ける2021〜22年の東京を拠点に、何を食べ、どう生きるのか? 偏屈でチャーミングな食いしん坊が食を通じて人生を見つめ直し、考えたことの断片たちを、ユーモラスに繊細に、そして真摯に綴ったエッセイをご堪能ください。

内容紹介(一部試し読み)

  • 40年ずっと嫌厭してきたIHと仲良くなれるのか?……「コンロのT-1000

  • 緊急事態宣言下の連休で果実食に挑戦してみたが……「先祖返り

  • 投げやりだった20代の頃、白昼夢のような海の記憶……「海老の頭

  • 横浜中華街で、肉汁過多の極北に出会った……「中華街の粉仕事

  • 10代の息苦しさから救ってくれた、雨とココアとビスケット……「雨と神様の物語

……ほか、多彩な味わいの全30話。山形へ旅した「山形編」、アフリカ時代の鮮烈な記憶を描く「川の底」など書き下ろし4編も収録!


北澤平祐さんによる挿絵

カバーと挿絵を手掛けるのは、洋菓子「フランセ」のパッケージ等で知られる大人気イラストレ ーターの北澤平祐さん。不思議でかわいい、本書でしか見られない「食」の世界を楽しめます。

中華街の粉仕事」より


シリーズに寄せられた絶賛の声

  • 彼女が自分を基準に普通だと思っていることは、たいがいおかしい。そんなチハヤがあるとき真顔で、「エッセイってどう書くのかわからなくて……」と言った。何を言ってるんだ、こんな凄いものを書いておいて。──村山由佳さん(作家)

  • ユーモラスな毒と愛を持って綴られた食べ物たちは、驚くほど魅惑的だ。千早茜さんのエッセイは、日常的な食事さえも、特別な一口に変えてしまう。──島本理生さん(作家)

  • やっぱり千早さんは、おいしいものへの情熱と解像度が高い。 ──岡田育さん(文筆家)


そろえたくなる装丁

本の装丁を担当したのは、人気デザイナーの川名潤さん。クールで力強い川名さんのデザインと、可愛くておしゃれな北澤平祐さんのイラスト。おふたりの化学反応によって、「わるたべ」シリーズは、「強くて可愛い」顔の本になりました。色違いで本棚に並べると素敵です。

紹介されました

LINEスタンプ登場

「わるい食べもの」シリーズのLINEスタンプができました。小説家とイラストレーターのコラボによる、クセになる味わいのスタンプです。


書誌情報

千早茜『こりずに わるい食べもの』
2022年11月25日(金)発売
定価:1,540 円(10%税込)
発行:ホーム社/発売:集英社
体裁:四六判ハードカバー160P
ISBN:978-4-8342-5365-8
装画・挿画:北澤平祐
装丁:川名潤
電子書籍:同時発売

サイン本取扱店

【取扱店一覧(順不同)】
・東京堂書店
・大盛堂書店
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・三省堂書店 名古屋本店
・三省堂書店 池袋本店
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・紀伊國屋書店 新宿本店
・紀伊國屋書店 札幌本店
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・宮脇書店 和歌山店
・ジュンク堂書店 名古屋栄店
・ジュンク堂書店 池袋本店
・くまざわ書店 池袋店
・TSUTAYA 三軒茶屋店
・TENDO八文字屋
※サイン本の在庫状況は各書店様にお問い合わせください。


著者プロフィール

千早茜(ちはや・あかね)
1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で09 年に泉鏡花文学賞、13年『あとかた』で島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞を受賞。小説に『男ともだち』『犬も食わない』(共著・尾崎世界観)『ひきなみ』『しろがねの葉』など。エッセイ集に『わるい食べもの』『しつこく わるい食べもの』『胃が合うふたり』(共著・新井見枝香)がある。
Twitter: @chihacenti



誤植のお詫び 初版分のオビにおきまして、「中華街の粉仕事」とすべきところを「中華街の紛仕事」と間違えて印刷してしまいました。重版より訂正させていただきます。

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