うち、ここにおるやん。村山由佳さんのフォトエッセイ『もみじの言いぶん』発売中
この本について
17歳で今生を旅立ったあの子が見てきた世界とは。
作家・村山由佳さんの盟友で、たくさんのフォロワーから愛された三毛猫・もみじ。2018年3月、もみじは17歳で今生を旅立ちました。彼女の軽妙洒脱な関西弁のつぶやきが、時にユーモラスに、時に厳しく、時に切なく……私たちの心に沁みこんできます。大切な存在を失った「その後」をどう生きるか――そのヒントがここに。オールカラーのフォトエッセイ。
連載最終回にTwitterでお寄せいただいた声
・勇気を持って一歩踏み出せそう(なんば)
・もみロスになってしまいそう(ramune88059780)
・読むことでどれだけ励まされたか(Hitomi in the sky)
・また泣いてしまったよ、もみちゃ〜ん(らきらき・ミラクル)
・気付かへんけど誰かが誰かを支えたりしてて、よし!頑張ろ!て思たりして。みんなに響いたんやと思います(Yoshi Takenaka)
・お互いへの愛と優しさ(時々厳しさ)があふれた相聞歌のよう(ハナミズキ)
・もみちゃん、ほんまおおきに。ありがとう(きなこ)
etc.
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著者プロフィール
村山由佳(むらやま・ゆか)
1964年東京都生まれ、軽井沢在住。立教大学卒業。1993年『天使の卵―エンジェルス・エッグ―』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。2009年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞。近著に『燃える波』『猫がいなけりゃ息もできない』『はつ恋』『まつらひ』などがある。